日本の伝統的藍染技法「枷（かせ）染め」

日本のインディゴ染色「藍染め」。その歴史は古く、一口に「藍染」といっても様々な技法があります。
最も伝統的な技法として今に受け継がれる「枷染め」は、インディゴ染料を入れた枷壺（かせつぼ）と呼ばれる壺に、職人が束にした糸を浸しながら染め上げる技法です。
浸しては乾かし、浸しては乾かしを繰り返し、少しずつ染め上げていくため、機械や合成インディゴによる染色よりも、時間と手間がかかりますが、その分、糸の芯までしっかりと染まった藍が見せる色落ちは独特な表情を見せてくれます。

そうして丹精を込めて職人が染め上げた「枷染め」のインディゴ糸を使って織りあげた、チェックネルシャツは着こめば着こむほどに、味のある青さが際立ち、夏らしい風合いになります。

かせ染めインディゴ半袖シャツ（インディゴ＆ブリーチ）