11/21 2017
1900 年代初頭、蒸気機関によるシリンダープリントが始まります。
これによってインディゴ生地によるストライプ柄などの連続した柄をプリントする事が可能になりました。
しかし、1930 年代ごろになると、時代の変化や需要の変化もありインディゴ染めの生地は突如受け入れられなくなってしまいます。
今なお絶大な人気のあるWabash は、実は30 年間ほどしか生産されていなかったまさに幻の生地です。
ダルチザンでは当時の資料をひも解き、オリジナルで2 連続ウォバッシュ(DOUBLE WABASH) を作成しました。
経糸をインディゴ、緯糸にブラックを使用している為、独特の濃色の生地に仕上がっています。
2 連続の抜染ドットストライプは1900 年代初頭の蒸気機関でのシリンダープリントを
イメージしながらあえて不揃いの形状にし、裏面に抜染が浸透しない様につくり込んだスペシャルな生地になります。
ジャケットのデザインはヴィンテージのカバーオールをベースにしながらも、前振りを付けた袖やウエストをシェイプさせた
身頃など現代的なシルエットに作り変えています。
縫製は1920 年代までのカン止め補強など無かった時代背景をイメージしながら、
ポケットなどは一筆書きでの返し針始末にするなどクラシックな縫製仕様にしています。
ボタンも当時同様、チェンジ釦を使用しています。
ユーズド加工はベージュをトッピングすることにより、長年着込んだような
風合いを表現しています。
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