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03/29 2021

KASURI DENIM SERIES

 

『絣(かすり)』と聞いて最初に何を思い浮かべる方が多いでしょうか。

近年では実物を目にすることは減りましたが、

やはり風情のある古い記憶と紐付いていることが多いかと思います。

 

その昔インドにて生まれ、東南アジアから琉球(沖縄)を経由し、日本各地に伝搬したとされている絣。

柄が「かすれ」た様に見える事から絣と呼ばれるようになったこの生地は、

糸を括り、インディゴと地色の白を染分けて染色した

絣糸と呼ばれる糸を用いることでその独特な模様が出来上がります。

織られた生地の模様を計算した上で糸を染め分けるため、

熟練の専業者による非常に緻密な作業が成せる芸術といっても過言ではありません。

世界各国・全国各地で独自の柄や織り方が生み出され、

現在まで各地域ごとに特色豊かな絣が継承されています。

 

絣は洗濯にも強く、古くから日本人の日常着として好まれ、

かつて女性たちは『絣』の着物を嫁入り道具とし、

古くなっても無駄にせず野良着として使い続けていたそうです。

しかし時代は和装から洋装へと移り変わり、生産に非常に手間の掛かる絣は専業者が減り、

日常生活で目にする機会は減っていきました。

 

 

DSC_7989

 

 

 

今回、ダルチザンではインディゴ染めによる絣糸で『KASURI DENIM』を作成しました。

濃淡の付いたインディゴ染めの絣糸は熟練した職人が一束一束、手染めで仕上げています。

昔ながらの手法で染められた、手の温もりが伝わるやさしい色合いは

日本人が時代を越えて守り続けてきた、日本伝統の『青』そのものの色。

独特の風合いを持つ絣糸で織られた『KASURI DENIM』は、

他の生地では表現できない唯一無二の存在感を放ちます。

 

 

 

D4508革パッチ

 

 

 

ムラの強い絣糸を、さらに密度を詰めて生地を編みたてる「度詰め」にして

織り上げる事により迫力ある凹凸を出しています。

独特の風合いを持つ絣糸で織られた生地は、

他の生地では表現できない唯一無二の存在感を放ちます。

生地の厚みは15オンス。しっかりとした着用感を得られる質感に仕上げました。

 

 

 

D1823生地アップ

 

 

絣が日本に最初に伝わった地である琉球(沖縄)にはミン(綿)サー(狭)文様と呼ばれる絣があり、

この古くから伝わるミンサー絣織りは、五つと四つの絣の柄に,

“いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く続きますように”

という想いが込められています。

ダルチザンでは、日本の絣発祥の地である琉球のミンサー文様に発想を得て、

セルビッジを五つ文様で仕上げました。

この五つ文様には、

“親から子供に、子供から孫に、孫から...

いつ( 五つ) いつ( 五つ) までも時代を越えて、

世代を超えて履き継いでいただきたい”

という、永く愛用していただける商品を作り続けるダルチザンの『ものづくり』への想いを込めました。

 

 

D4508裾裏

D5571B2120

 

 

 

 

KASURIジーンズ【D1823】

http://www.dartisan-onlineshop.com/SHOP/D1823.html

D5571B2115

 

 

KASURI デニムジャケット【D4508】

http://www.dartisan-onlineshop.com/SHOP/D4508.html

D5571B2123

 

 

 

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