12/03 2021
総柄のアイテムの生地というと、
無地の生地にプリントされたものを
想像される方が多いと思います。
ダルチザンでは総柄のアイテムの中にも
一風変わった生地を使ったものがあります。
ジャガード織りをご存じでしょうか。
デザインに沿って穴を開けた
紋紙(もんがみ)と呼ばれるシートを基に生地を織る、
ジャガード織機と呼ばれる
専用の織機を用いて作られた生地です。
この紋紙には穴の空いた部分と
空いていない部分があり、
穴の空いている部分にだけ
糸が上下する様に織機が読み取って
生地を織り上げていきます。
ジャガード織りは模様がプリントされた生地に比べて厚く、
立体的に見えるのが特徴です。
(絨毯やタオルのそれをイメージしていただくと
わかりやすいかと思います。)
同じくらいの太さのタテ糸とヨコ糸を
不規則に織っていくため、複雑な柄も再現可能。
染色後の糸で織られることが多く、
そのため立体的な柄が美しく浮き上がるのに加え
色落ちもしにくいというメリットもあります。
そんなジャガード織りの生地を使ったシャツがこちら。
https://www.dartisan-onlineshop.com/SHOP/5662.html
濃淡の違う2種類のインディゴ糸を
幾何学模様に織り上げた生地を使った
インディゴジャガードシャツです。
A柄、B柄の2パターンをご用意しました。
打ち込みの強弱で柄が立体的に浮き出るこの生地は
インディゴ特有の経年変化に加え、
濃淡のコントラストが効いた
この柄でしか見られない色落ちが楽しめます。
↑小ぶりなナットボタンを随所に使用。
ジャガード織りによる模様を邪魔せず、
その存在感を引き立てるのに一役買っています。
↑裾の補強部分にはセルヴィッジを使用。
カラカン縫いもダルチザンのシャツでは
お馴染みですね。
こういったヴィンテージのワークシャツの
ディテールもしっかり踏襲しています。
同じインディゴでも通常のデニムシャツとは違う、
濃淡の効いた2色のインディゴ糸を使った
ジャガード織りによる経年変化を是非お楽しみください。
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