03/18 2022
2022年ダルチザン春夏シーズンの
要注目アイテムの一角、
「草木染めEASTERNER」シリーズからこちらの
ジャケットが入荷しました。
柿渋染めEASTERNER ジャケット【4533-KAKI】
https://www.dartisan-onlineshop.com/SHOP/4533-KAKI.html
https://www.dartisan-onlineshop.com/SHOP/4533-SUMI.html
四季のうつろいを映し植物から汲み出す日本の色『草木染め』。
日本人は古来より季節の移ろい、自然の一瞬の輝きを愛でてきました。
その豊かな感情の中から生み出され、受け継がれてきた
日本の伝統染色『草木染め』で染めた色は、
温かさや親しみを感じさせる、
心落ち着く深い味わいを持っています。
この度、ダルチザンでは 1950 年代後半に登場し、
ホワイトジーンズの先駆けと言われた
とあるシリーズをモチーフに、
日本人が作った草木染めいう意味合いを込めて
“EASTERNER”というシリーズのアイテムを作製しました。
この“EASTERNER”シリーズから先行して登場したこちらのジャケット、
早速ディテールをチェックしていきましょう。
↑デニムジャケットと比較すると、
その元となるモチーフの違いもより分かりやすくなります。
例えば襟にはデニムジャケットであればパッチがつきますが、
今回はネームが縫い付けられています。
フラッシャーも当時のものを連想させるデザイン。
“SANFORIZED”の記載もダルチザンのアイテムでは珍しいのでは。
↑袖や全面に配されたボタンにはダール加工を施したものを使用。
加工により既に地の色が出てきていますが、
着続けていくことでよりさらに
メリハリの利いた風合いに育つことでしょう。
↑裾のアジャスターのボタンには猫目のものを使用。
鋭い方はダルチザンの定番アイテムである
とあるジャケットと同じディテールを持つことに
気づかれたのではないでしょうか・・・?
草木染めで染色したものは使い込むごとに
経年変化が楽しめるという点も大きな魅力の一つです。
5年、10年と使っていくうちに徐々に色の深みが増し、
部分的に色褪せるなど、持ち主や着用者のライフスタイルが
そのままエイジングとして反映されます。
味わい深い色合いのみならず使い込むごとに移ろう美しい表情も
草木染めの持つ素晴らしい魅力といえるでしょう。
草木染めによる色合いや風合いはもちろんですが、
まだまだ肌寒い今の時期にこのジャケットは力強い味方となることでしょう。
是非手に取っていただきたい一着に仕上がりました。
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