『石川台』は、
1953年に石川製作所(株)が製造した、
日本製のリング精紡機です。

 

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※精紡機・・・
紡績の最後の工程で粗糸を引き伸ばして細くし、
かつ撚り(ヨリ)を加えて糸とし、
ボビンに巻き取る機械。
金属リングの縁をめぐるトラベラーと呼ばれる金具に
糸を通して撚りを加える方式のものを
リング精紡機と呼びます。

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製造元には記録が残っておらず、
現在、日本で稼働している精紡機の中で
最も古いものと考えられています。

 

 

 

最新のリング精紡機と比較しても
稼働スピードは約1/3程度で、
ゆっくりとした速度しか紡績できません。
そのため、生産性は高くありませんが、
綿への負荷が少ないため、
綿本来の優しい風合いを活かした
コンピューターでは再現できない
綿独自の自然な表情を持つ、
まるで手紡ぎのようなムラ感を生み出します。

 

 

 

今回、ダルチザン45周年に当たり
この歴史的な精紡機を通して
作られた綿糸を使用した
『石川台』シリーズを展開します。

 

デニムの経糸のインディゴ染めは、
この綿の特有の風合いを損なわず、
通常行われる糸の精錬工程を省略し、
当時のヴィンテージデニムのように、
インディゴの染まりに均一ではない
ムラを出す工夫が施されています。
1953年当時のデニムを再現するため、
意図的に全工程を古風な手法で行っています。

 

 

45th 石川台レギュラーストレートジーンズ【SP-085】

https://www.dartisan-onlineshop.com/SHOP/SP-085.html

 

 

↑今回の石川台デニムは程よい厚さの13.0oz。
肉厚ながらも柔らかな質感を持つ、
履き込んだ先が楽しみなシリーズに仕上がりました。

 

 

 

45th 石川台テーパードフィットジーンズ【SP-086】

https://www.dartisan-onlineshop.com/SHOP/SP-086.html

 

 

↑深めの股上とテーパーを効かせた
細身のシルエットながら、
裾幅を広く取ることで
ブーツなどのボリュームのある靴を履いた時に
収まりが良くなる様に仕上げました。

 

 

 

45th 石川台デニムジャケット【SP-089】

https://www.dartisan-onlineshop.com/SHOP/SP-089.html

 

 

 

↑石川台が稼働開始した
1953年に合わせて
ジャケットは2ndタイプを採用。

 

 

 

45th 石川台吊り編みTシャツ【SP-094】

https://www.dartisan-onlineshop.com/SHOP/SP-094.html

 

 

 

↑石川台と吊り編み機によって
生み出された超肉厚な生地は
自然なムラ感と
しっとりと柔らかい風合いを持ちます。
縫製にはごろつきを抑え、
快適な着心地をもたらす
ミシンの名機ユニオンスペシャルによる
4本針フラットシーマ仕様。

 

 

↑石川台シリーズには
こちらのトートバッグが付属します。

 

 

 

ダルチザンの技術の粋を集めた
渾身の45周年記念『石川台』シリーズ。
永く着続けた先の経年変化が楽しみな、
次世代のヴィンテージウエアたり得る
珠玉の逸品が完成しました。