10/21 2025
M’ARIJUAN 表参道店
有賀です。
はい、おはこんばんちわでございます。
本日は、私の登場と相成ります故、此度も暫しのお付き合いをば。
はい、本日も非常に沢山のCustomer様方にご来店いただきまして、
しっちゃかめっちゃか、てんやわんやな此処、表参道店でございました。
と、云う事で、前置き無しで本日も早速の本題へと参りとうございます。
本日は、今月は10月の8日にDebutいたしました、ORGUEILの新作Jacket君のご紹介。
はい、とってもEuropeanで、とってもClassicalな「あのGenre」のJacket君でございます。
では、とっとと参りましょう。(笑)
はい、ずぎゃぁ~っどぎゃぁぁ~っずぅっばばばぁぁぁ~ぁぁぁ~~っっんんんっ!!!!!!!!!!!
COLOR : Heather Brown Front Side Over View
COLOR : Heather Charcoal Front Side Over View
はい、此方♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
とってもEuropeanでClassicalな、「Hunting Jacket」君でございます。
先ずは、このJacket君の肝たる、「Mottle Yarn(撚り杢)Wool Tweed」のFabric此方の画像をば・・・
・・・はい、此方が、このJacket君の為に今回お作りしました「Mottle Yarn(撚り杢)Wool Tweed」です。
通常のTweed Fabricは、数色の糸を編み込む際に混ぜ込みますが、
今回のこのTweed Fabricは、1本の糸を紡績する際に、数色の糸を撚る事で形成しております。
その為、通常のTweed FabricよりもFabric表面に表れる数色が解り易く、且つ、
よりRandom性を持ってFabric表面へと表れます。
って事は、通常のTweed Fabricが「より近づいて見ないと数色に気付き難い」のに対し、
この「Mottle Yarn(撚り杢)」によるTweed Fabricは、「遠目で見ても数色に気付き易い」となります。
大変な工程を経て紡績される糸なのですが、やっちゃった様ですね。(笑)
そして、100% Woolで「Mottle Yarn(撚り杢)」を行ったTweed Fabricよりも、
より耐久性を保たせる為に、「Wool 54% , Ester 20% , Cotton 16% , Acrylic 5% , Nylon 5%」の、
配合比でお作りしている訳でございます。
さてさて、上記を踏まえました上で、各部のEuropeanでClassicな部位をご覧いただきましょうかね。
先ずは、とっても解り易い特徴的箇所「Shawl Collar」でございます。
通常の「Hunting Jacket」であればWork Wearとなる為、
ORGUEILでも良くお作りする様な、LapelのCollarとなりますが、
今回のこの「Hunting Jacket」君は、French VintageがMotifなのでしょうね。
この手の「Shawl Collar」のWork Wearの場合は、
概ね、「首に何かを巻いて暖を取る」事を前提にしていたりする事が多いです。
通常のLapel付きCollarの場合、首に巻いたScarf(マフラー)は、Lapelの外側に来ます。
ですが、Shawl Collarの場合には、Jacketの内側に入れる事が容易となるので、
より、冷気や寒気、風等を防げる効果が高まります。
Design性だけの問題では無いのが、Work Wearの凄い処。(笑)
その「Shawl Collar」の裏側には、Corduroy Fabricが取り付けられております。
この、何気無いCorduroyが付いているお陰で、立てたCollarが倒れ難く、且つ、保温性も高まる訳です。
ですが、偶然の産物として、Elegantでもありますね。
そして、此方が「もう一つの肝」である「Gun Patch」です。
皆様、既に「Gun Patch」が付いている意味はご存知かと思いますが、一応、ご説明。(笑)
Huntingに使われるRifleは、Shot Gunであるにしろ無いにしろ、撃った時の反動はとても凄まじいです。
はい、海外で私も経験ありますが、肩の関節が外れるかと思いました。(アザになった・・・笑)
「Hunting Jacket」をWork Wearとして使用している様な、撃ち慣れている方でも、
その反動を完全に抑え込む事は、当時としては不可能でした。
(現在では、「より抑え込む構え方」や「Rifleの内部構造で補っている」事が多いですがね)
また、Huntingの場合、狙っている獲物の種類によっては、咄嗟の判断と動作~射撃へと移行します。
その為、反動を完ぺきに近い状態まで抑え込む様な構え方をする前に発砲します。
(特に、EuropeやEnglandで多い、鳥類や小型動物である野狐や野兎が獲物の場合)
なので、ある程度抑え込んだ構えで発砲した際には、肩に当てたStock(銃床)が、
縦方向への衝撃となってズレます。
そうすると、肩のFabricが自ずと薄くなり、後に破れてしまう訳ですね。
そして、奥さんに当て布による補修・修理をしてもらう訳ですが、その内に誰かが気付いた訳です。
「なら、ハナから当て布(Patch)をしておけば良くね?」と・・・
はい、「Gun Patch」の誕生となる訳ですね。(笑)
コレが凡そ1890年代頃のEuropeでのお話し。
その後、種々様々な「Gun Patch」がU.S.Aで誕生し、現代へと受け継がれます。
はい、現代のHunting Jacketの一部にも、「Gun Patch」は取り付けられていたりします。
その「Gun Patch」が右肩に付けられているのに対し、左側のChest(胸)には、
Flap付きの大振りな「Chest Pocket」が。
Flap付きで大振りな処を鑑みると、主にRifle用の銃弾を入れる用かな???
若しくは、Rifleを調整する為の工具でしょうか。
そして、この「Chest Pocket」の廻りや下に、何やらStitchが見えますねぇ・・・
はい、その「Chest Pocket」裏には、より大振りな「Inner Pocket」が付いております。
此れはもう、入れたいモノを入れる為のPocketですね。
出し入れし易い様に、Pocket上部は斜めなっておりますし。
この「Chest Pocket」の真裏側に「Inner Pocket」を付けるのにも意味があったりします。
「Chest Pocket」内に、工具や銃弾を入れた場合、入れたモノの角や先端で、
「Chest Pocket」内が内側に破れたとしても、貫通し難いと。
あ、当時はShot Gunなんてモノは存在しないので、Hunting Rifleです。
銃弾も、Rifle用の大きくて長いモノとなりますから、先端はかなり尖っております。
(此処がお解りにならない方は、店頭で私まで・・・笑)
また、工具も、現在のモノの様に、一つに様々な工具が付いている訳でも無く、
数種類の小さい専用工具が個々になっていましたので、尖った先端もあれば、角が鋭利になっていたりします。
(「鍵束」みたいなImageでお考えください)
なので、こう云ったChest Pocketは非常にDamageを負い易かったので、
当て布・補強布としての意味もあったんですね。
さて、此方は、Waist部の「Main Pocket」です。
より大振りなRound形状となっているので、厚手のWoolやLeatherのGloveだったり、
ヘタすると小さい野兎や野ネズミを入れたりします。
そして、Pocket口には、「Shawl Collar」裏に取り付けられていたCorduroyと同じモノが。
更には、そのPocket口のCorduroyの上にStitchが走っているのがご確認いただけますでしょうか???
このStitch・・・実は、Liningのせいで確認できないんですが、
Tweed Fabricの裏側に補強用のWaist Bandが付いていたりします。
Rear Side(背面)には無く、Front Sideのみの取り付けとなるのですが、
このWaist Bandにより、Front SideのWaist部が少しだけShapeされ、綺麗なA-Lineを形成しております。
そして、Front SideのWaistのみがShapeされる事により、自然とRear SideのWaistが後部に広がります。
この広がりにより、動き易く、且つ、屈み易くなったりします。
全く見て確認できない箇所なのですが、非常に「縁の下の力持ち」的な役割を担っていたりするんですね。(笑)
此方は、SleeveのElbow(肘)にあるDartです。
この何気無いDartにより、若干、立体的となる為、非常に肘を動かし易くなります。
その昔に考案された、今で云う処の立体裁断ですね。
最後に、各部のButtonにはNut Buttonが使用されております。
Tweed FabricのColorによって、ButtonのColorも変更している処が、ORGUEILらしい。(笑)
何時もの事なのですが、地味に目立つ事がある箇所なので、嬉しいですね。
是非とも、ガシガシ使い込んで、飴色にしていただきたい。
さて、各部のご説明は以上なのですが、この「Hunting Jacket」君、
何時ものSize感よりも小さ目になっているので、Size Upをオススメします。(苦笑)
現在のORGUEILのJacketで、通常のSizeが、Size 36~38の私でSize 40がJustでした。
さてさて、両Colorで若干数は確保しましたが、そろそろ、旅立ちのSpeedが早くなりそうです。
本日の気温であれば、着用出来ましたしね。(笑)
ですが、既に入荷済みITEMですので、
お電話やMail・各種SNSでのお取り置きのご依頼、ご要望はお断りとさせて頂きます。
何卒ご理解ご容赦の程、宜しくお願い致します。
何卒、今のうちにお願いいたしますね。
如何でしたでしょうかね???
表参道店のBlogでは、久々に講義的内容を併せ持った本日。
そりゃあ、現在時刻も遅い時間となってしまう訳でございます。(笑)
さてさて、本日の「Hunting Jacket」君ですが、此処最近のORGUEILのJacketでは久々、
かなり、女性の方々のご試着が多いItemです。(喜)
と、云う事は、「女性受けが良いJacket」と云う事となります。
皆様「カワイイ~」と仰っておられますから。(Priceは可愛くありませんが・・・笑)
Europeanな雰囲気で、Classicな雰囲気も併せ持って、
更に、女性受けまで良いなんて、そんなJacketはそうそうありません。(爆笑)
なので、ORGUEIL Fanの男性諸氏。
所有してソンは無いですぞ。
本当にSizeが残っている今のうちにお願い致しますぞ。
では、本日は此れにて。
また明日、お逢いいたしましょうぞ。(笑)
ではでは、有賀でした~。
それでは明日も、M’ARIJUAN 表参道店にてお待ちいたしておりますよ~。
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