12/15 2022
M’ARIJUAN横浜元町店
有賀です。
一会計、お渡しは当日1回限りにてお買い上げ頂いたBrand方のStickerを一枚、
プレゼントキャンペーンが始動致しました(^^♪
勿論オマケ程度のクオリティーでは無く、
クルマやバイク等の屋外にもお使い頂ける本格仕様のStickerとなりますし、
無くなり次第終了なので、
是非この機会に併せてご利用頂ければと思います(#^^#)
新作ITEM等をUPするメインアカウント、
日々更新しておりますっ!!
M’ARIJUAN 横浜元町店 店長 マルちゃんこと丸山一樹の、
スタイリング中心のNEW日常アカウントは此方っ!!!
↓
https://www.instagram.com/marijuan_kazuki_maruyama_/
https://marijuan.fashionstore.jp/
こういうご時世になってしまったので、特に遠方にお住まいの方は、
ご来店頂く事が難しいという方も多いかと思います。
そういう方の為に楽しみでいらっしゃるそこのお客様に、
身近にMARIJUANをお楽しみ頂きたいと、
スマートフォン向けネットショッピングアプリ
「BASE」にて、M’ARIJUAN ONLINE SHOPを併設しております。
是非併せてご利用いただければと思います。
はい、おはこんばんちわでございます。
本日は、「ウワサの怪しい大先生」こと、私・有賀の登板と相成ります故、此度も暫しのお付き合いをば。
確かに、怪しさでは関東Staff随一とは認めておりますが・・・
はい、色んな意味で、怪しさ満点ですよ。(笑)
否定は致しませんよ。
寧ろ、マルちゃんや炭鉱夫★中村氏が、これから怪しくなっていったって負けないと自負しますよ。(爆笑)
はい、コレくらいにして、本日の本題へと参ります。
さて、今日も今日とて「マルちゃんRequest回」となる訳ですが、
ここ最近入荷したNew Itemで、私が絡んでいたItemがあった事を、皆様覚えておいででしょうか???
はい、その通り。(笑)
つい5日前に登場しましたばかりの「アイツ」の再登場です。
マルちゃんから「熱の入ったBLOGを・・・」とRequestがあったので、
画像いっぱいで「書いたるぜっ!」っと、息を巻いて、15枚程の画像処理を始めたら・・・
はい、なんと一枚も処理できないまま、踊らされました・・・
ですので、本日の画像は、先日のマルちゃんBLOGと表参道店BLOGより拝借。
いっぱい撮ったのにね・・・(涙)
証拠として、PC内には残しておこうと思います。(笑)
では、先日のマルちゃんBLOGや表参道店BLOGと被る箇所もございますが、始めて参りましょうか。
因みに、表参道店BLOGでも触れておらず、今回だけ記す内容の箇所もございますので、
Maniacな仕様がお好きな方は、お探しになってみて下さい。(笑)
さぁ、本日は若干長くなりますよ~。(爆笑)
では、いきますよ~。
はい、ずぎゃどぎゃどどどぉぉぉぉ~~~~んんんっっっっ!!!!!!!!!!!
Front Design
Back Design
はい、此方ですね。
私が所有しております、1930年代製のFrance製でBelgium ArmyのMotorcycle部隊が使用しておりましたJacketを、
数年振りにUp Gradeして製作して頂きました、Double Breasted Leather Jacketです。
はい、通称、有賀Specialです。(笑)
先日の表参道店BLOGでも記しましたが、
このJacketの出自は、1910~20年代には存在していたFranceのWork Jacketです。
第一次大戦終了後、Nazisが台頭してきたEurope圏にて、
先ずはFrench ArmyのMotorcycle部隊が「こりゃ便利っ」っと採用しました。
その後、Nazisに攻められそうになっていた近隣友好国にも支給された背景があります。
(私が所有するJacketのMain Pocket内には、当時のBelgium王立軍のStampが押されております)
無線部隊関係で、Franceと近隣諸国は連携していたので、その流れで支給されたのでしょうね。
因みに、後年、FranceのWork Jacketで有名なModelとなる「Corbusier Jacket」のご先祖様です。(笑)
さて、前回Modelをご覧になられたことがある往年のORGUEIL Fanの方や、所有されている方なら、
パッと見でも、一目画像をご覧になられただけで、お気付きでしょう。
はい、前回Modelとは、Colorも、Horse Hideも、全体的なSilhouetteも、違います。
只では、2度目の生産はしませんよ。(笑)
此方も表参道店BLOGで触れましたが、
前回Modelは、Black Colorの上から、手塗でBrown Colorを斑になる様に施し、
「経年変化をして茶芯が出ている様にも見える」様なColorをしており、
また、Horse Hide自体も、2ヶ月漬け込みの2 mm厚の極厚Horse Hideを使用しておりました。
まぁ、かなりな贅沢品だった訳ですね。(笑)
今回は敢えて、所有するVintageの様にしたかった、プラス、Vintageの様な経年変化をして欲しかったので、
OR-4035 Car Coatと同じ、「Vintage Horse Hide」という革を使用。
そして、Car Coatよりも、最初からかなり柔らかい仕上がりとなっている為、
「革全体が柔らかく変化するSpeed」も早いハズです。
他にも色々と「あ~だこ~だ」と我儘を言わせて頂いたのが、「新生☆有賀Special」なのです。(爆笑)
さて、では、やっとですが各部の詳細へと参りましょうか。
このModelを代表する、かなり特徴的な部位であるNo Collar(Band Collar)です。
出自が、比較的、寒い気候にて使用されたWork Jacketなので、「Collarを立てるよりもScarf」って事で、
No Collarになっています。(確か・・・)
コレが、後にMotorcycle部隊に重宝された箇所の一つでもあります。
このJacket内には、Turtle NeckのArmy Sweaterか、Wool製の厚手のShirtを着ており、且つ、
このJacketの上に、Motorcycle Coatを羽織っていた為、JacketにCollarがあったら邪魔だったんでしょうね。
もう一つ重宝された理由が、このP-Coatの様な、Double Breastedです。
元々のWork Jacketの時代には、「Alpsから流れてくる山風に対応する為」と、
「Buttonが壊れた場合の応急処置」の役割がありましたが、コレもまたMotorcycle部隊には重宝された様です。
なので、今回のModelも前回同様、ちゃんと逆合わせが出来る様に、反対側にもButton Holeを設けております。
ですが、だからと云って女性には中々オススメは致しませんが・・・(笑)
理由は後程・・・
そして、この画像では腕部の縫製にもご注目。
通常の良くあるLeather Jacketの縫製とは違い、布帛のJacketの様な縫製方法となっております。
前Model同様な箇所なのですが、所有しているVintageに忠実になる様、縫製して頂きました。
Leather Jacketとしては、かなぁ~りメンドクサイ縫製になっております。
使用しているButtonは全て、Water Buffalo Horn(水牛角)の「敢えて芯が残っている箇所」を使用。
コレは、私のがそうなっていたので、そうして頂いた次第。(笑)
只、それだけです・・・(えっ?!)
いや、綺麗なButtonだと雰囲気がなぁ・・・って思ったので・・・つい・・・
そして、上記の画像を踏まえた上で、先程の全体画像を、もう一度ご覧になって来て下さい。(笑)
はい、お帰りなさい。(爆)
FrontのButtonが付いている場所には、縦にLeather Partsが付いておりますね。
そして、このLeather Partsは、勿論、本体同様のHorse Hideで、且つ、中で折られております。
と、云う事は、このButtonが付いている箇所ってのは、「Horse Hideが3重、プラス、内生地」となる訳です。
其方を踏まえて頂いた上で、次の画像を・・・
はい、此方は所有するVintageには付いていないのですが、
私が指定して付けて頂いたSupport Button(力ボタン)です。
コレがあるのと無いのとでは、Buttonと留めている糸とLeather自体に掛かる負荷が大きく変わってきますので。
そして、それが・・・
ちょっと確認し辛いですが、全てのButtonに付けて頂いております。
はい、ここ迄のButtonに関しての流れがお解り頂けましたでしょうか???
「Horse Hideが3重、プラス、内生地」な上、更に「プラスSupport Button(力ボタン)」な訳ですよ。
只でさえ、Horse HideにButtonを付けるのは大変なのに、かなりな我儘でございます。(汗)
ええ、職人さんからのクレームが入った箇所です・・・
そして、内生地に使用しているのは、Cotton 100%のTwill生地になります。
Vintageでは、軍用だった為かBeigeっぽいColorのTwill生地だったのですが、
それだとWorkっぽさが無く、軍用っぽく過ぎたのか、Designer N氏が上記のPurpleっぽいColorを選びました。
お蔭で、WorkっぽさとElegantさが融合している内側となりましたね。(笑)
Cuffs部は、装飾感一切無しなThe Simpleと云ったDesignです。
これぞ、Work Jacketって感じですね。(笑)
当時のFranceやEurope圏のArmy Jacketの方が、まだ、装飾性があったりします。(爆)
そして、上記の画像だけでも5か所以上は確認出来る、「角部の縫製」は・・・
此方はPocket Flap裏ですが、
この様に、現在では行われる事の無い「角に余分な分を集めて縫製する方法」で仕上げて頂きました。
コレもまた、所有するVintageがこうなっていたからってだけの理由です。(笑)
前Modelにも施して頂きましたが、中々にして、かなりメンドクサイ縫製だったりします。
ですが、ココもまた、ちょっと譲れなかった箇所だったりします。
そして、お気付きでしょうか???
はい、全てのLeatherの縫製部は、切りっぱなしになっております。(笑)
コレも、「こうなっていたから」ってだけの我儘です。(爆笑)
そして、再度、Cuffs部の画像ですが、このButton Holeの形状と縫製をご覧下さい。
コレが、実は一番、私が拘ったPointで、前Modelでは叶わなかったPointでもあります。
この所有するVintage同様のButton Holeが出来なければ、今回の復活劇はありませんでした。(笑)
そして、このButton Hole裏は・・・
この様に、Bodyと同じHorse Hideで補強されております。
実は、Button Hole表側はあんなに拘っておいて、この裏側はVintageとは違う仕様だったり・・・(笑)
ですが、コレはこれで、やっぱり古い時代のButton Hole裏の縫製方法なのです。
そして、上記の方で「女性にはオススメしない」理由が、このButton Holeと関係します。
ちょっと厚手のWater Buffalo Horn Buttonを用い、且つ、このLeatherに覆われたButton Holeの為、
最初はかなり、Button Holeが硬く、Buttonが入り辛いです。
使用していくと柔らかく変化し、使い易くはなるのですが、最初はかなり吃驚される事でしょう。(笑)
「Ounceの重いJeansのButton Flyと同じ」だとお考え下さい。
なので、お使いになられる前に、Button HoleへBall Pen等を入れて、ぐりぐりと端っこ迄やってあげてから、
「着ていない状態」でButtonを入れて、慣らしてあげた方が良いと思います。(大汗)
Horse HideのShoesの「穿く前にやる皴付け」みたいな儀式だと思って、結構ぐりぐりしてあげて下さい。
Rear Sideは、上記の様に、2枚のHorse Hideを継いでおります。
Yokeは無いのですが、この「真ん中の縫製部」がある事により、
手を前に持っていったりする動作がし易くなる訳ですね。
そして、この何とも漢らしい背中にElegantさをプラスしているのが、特徴的なCinch Backです。
この「脇下からの縫製部にて挟んでから、Rear Panelへ縫製している」方法もVintage同様です。
その為、凄いCinch Backを締めれそうですが、その実、距離的には三分の一程度の距離しか絞れません。(笑)
Vintageの仕様って面白いですね。(笑)
更に、Cinch Backに付いている、Cinch Back Coverをずらすと・・・
はい、この様に、Solid Brass製のBuckleがお目見えします。(笑)
Vintageでは、このBuckleは勿論「針」仕様なのですが、
現在では、Leatherに刺せる程の硬い針のCinch Backは、洋服には使ってはいけませんのでね。
そして、このCoverがある事で、「Cinch Backは好きなんだけど、車のSeatとかSofaがなぁ」って方でも安心です。
さて、表参道店BLOGではお伝えさせて頂きましたが、今回の有賀Specialは、
コレも、所有するVintageがWork Jacketとしては、Tight目なお造りだった為です。
恐らくは、Motorcycle部隊に支給される際に、重ね着を考慮し、型紙の見直しがあったのではないでしょうか???
って訳では無いのですが、今回のModelでは、型紙の見直しをお願いしてまでTight目に仕上げました。
はい、お疲れ様でした。
やっぱり、かなり長めなBLOGになってしまいましたが、ココまでお読み頂きありがとうございます。(笑)
少しは、新生☆有賀Specialの魅力、と云うか、私の変態的な拘りが伝わりましたらコレ幸い。
これだけ記せば、マルちゃんも納得してくれるでしょう。
きっと・・・
さて、私が普段居ります表参道店では、既に動き出しております。
先日、私が記しました表参道店BLOGをご覧になられた方のご購入のご相談も頂いております。
そして、先日、マルちゃんが此方で記しました様に、この有賀Specialは、
何卒、店頭でご試着できる内、と云うよりも、
店頭に”ある内に”お見逃しの無い様、
この機会に是非お早目にお求め頂ければと思います(^_-)-☆(←丸パクリ)
それでは、本日はコレにて。
明日は、
「マルちゃん、リフレッシュして?登場」
「PC君、ご機嫌回復??」
「明日の新入荷は???」
の三本です。(笑)
お楽しみにっ!!!!
有賀でした~。
それでは明日も、M’ARIJUAN横浜元町店でお待ちしております。
大阪・表参道・横浜元町・倉敷、直営店は海外からのお客様向けに免税対応致します。
手続き等で少しお時間のかかる場合もございますので
ご理解・ご了承頂きますよう、宜しくお願い致します。
STUDIO D’ARTISAN
is Tax free shop for travelers.
You can enjoy shopping by Tax free in
in Osaka and Tokyo and yokohama-motomati and kurashiki
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〒231-0861
神奈川県横浜市中区元町4-161(Google Map)
OPEN/11:00~20:00
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MAIL yokohamamotomachi@dartisan.co.jp
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