セールスマン。

日本では企業における

営業を担当する人を表す名称です。

(ほぼ和製英語なこの名称ですが、

英語ではsalespersonや

sales representativeというのが

一般的だそうです。)

 

ダルチザンでは古くから

何種類ものオリジナルデニムを使い、

定番ジーンズをはじめ

様々な商品を送り出してきました。

そんな中、今から十数年ほど前に

当時の商品企画担当の

「オリジナルデニムの数々を

一度に全て味わって欲しい」

という想いから、

1本の中に複数の異なるデニム生地を使用した

ジーンズが誕生しました。

それが『セールスマンジーンズ』です。

 

その名前からして、営業マンが

1本のジーンズで複数のオリジナルデニムの

経年変化・色落ちを

卸先や顧客様に対してプレゼンするために

作られたのでは・・・と

邪推してしまいますが

そうではなかったのですね。

 

そんなセールスマンジーンズ。

昨年一足早くリニューアルを終えた

15oz天然藍レギュラーストレート【SD-DO1】の

徳島蓼正藍カセ染め15ozデニムを加えて

新たに生まれ変わりました。

 

 

 

セールスマンジーンズ【D1862】

https://www.dartisan-onlineshop.com/SHOP/D1862.html

 

 

↑シルエットは細すぎず太過ぎずの

SD-103型、タイトストレートを採用。

太めのシルエットのものに比べると、

よりメリハリの効いた色落ちが期待できます。

 

 

 

 

新生セールスマンジーンズで使用している

オリジナルデニムは4種類。

 

100番台デニム・・・

ダルチザンが様々な綿をブレンドして

特殊なレシピで作り上げた

15oz右綾セルヴィッジデニム。

硬い肌触りで

色落ちのメリハリがはっきり出るのが特徴です。

 

左綾デニム・・・

オリジナルの14oz左綾セルヴィッジデニム。

色落ちは早く、

線を引いた様な色落ちの「線落ち」が出ます。

 

G3デニム・・・

日本最初期の力織機である

豊田自動織機『G3』で織り上げた

14oz右綾セルヴィッジデニム。

自然なムラ感とザラツキがあり、

激しい点落ちが出るのが特徴です。

 

DO-1デニム・・・

『DO-1』発売当時のオリジナル生地を研究し、

紡績から携わり再現した

15oz右綾セルヴィッジデニム。

阿波徳島蓼藍によるカセ染めデニムは

ゆっくりと色落ちしていくのが特徴です。

 

 

この４種類のデニム、単純に縫い合わせただけでは

それぞれの縮率の違いにより

洗いを掛けた際に破れてしまったり

縫製が弱くなってしまうということが

起きてしまいますが、

そこを長年の経験と技術で成立させているのが

このジーンズのセールスポイントです。

 

 

 

 

 ↑フロントのボタンにはオリジナルジーンズから

3点を選びました。

上からSD-DO1、SD-100/900、

左綾(ウエスタンジーンズ)、SD-100/900の順で

取り付けています。

 

 

 

↑あると嬉しいシンチバック。

DO-1デニムを使用しています。

 

 

 

↑右脚の前/背面、コインポケット、その後の部分、

全て生地を変えてあるのが

おわかりいただけるでしょうか。

 

 

 

↑もちろんセルビッジも4色あります。

これもこのジーンズでしか見られない

ディテールですね。

 

 

ダルチザンの技術の粋を結集させたこの1本は、

前後左右4辺とも

別のデニム生地を使用しているため、

履き込んでいった際の色落ちも

それぞれ違いがあります。

一味で4度おいしいジーンズ、

デニムファンの方には

是非とも手に取っていただきたいアイテムです。

 

 

今ならこのジーンズとセットアップで着ていただける

デニムジャケットもございます。

サイズ欠けも出てきておりますのでお早目に。

 

セールスマンデニムジャケット【D4560】

https://www.dartisan-onlineshop.com/SHOP/D4560.html