03/11 2024
M’ARIJUAN 表参道店
有賀です。

STUDIO D’ARTISANの関東総本山であり、
ORGUEILの旗艦店であるM’ARIJUAN 表参道店にて、
我々と一緒に盛り上げてくれる新STAFFを募集致しますっ!!!
【仕事内容】
店舗販売スタッフ
【雇用形態】
正社員(試用期間あり)
アルバイト
【募集人数】
1名
【対象】
ジーンズ、メンズファッションの好きな方。
【勤務地】
M’ARIJUAN 表参道店
【給与】
正社員:経験、年齢、職能によって応相談
アルバイト:時給1,200円~
【応募方法】
履歴書(写真貼)、職歴、自己PRを明記の上、
下記の連絡先へご郵送下さい。
【連絡先】
株式会社ステュディオ・ダ・ルチザン・インターナショナル 東京事務所
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-13-1 原宿川名ビルB1F
TEL:03-3486-6449
担当:有賀 (アルガ)
表参道店の場所はこちら

D’ARTISAN or ORGUEILのどちらかをお買い上げ頂きました際に、
但し、数にかなりな限りがございますので、
お一人様に付き、1日1回のお会計時のみとさせて頂きます。
例えば、3 Itemを選んでから1 Item毎お会計されても、合計3回のお会計になりますが、
「お渡しできるのは、当日初回お会計時の1枚のみ」とさせて頂きます。
一度のお会計にて両Brandをお買い上げの方へは、
両BrandのStickerを一枚づつ差し上げます。
また、遠方にお住いの方々へは申し訳ございませんが、
M’ARIJUAN ONLINE SHOPでのお買い物は、当Campaignの対象外とさせて頂きます。
ですが、遠方にお住いの方は、各直営店へご連絡下さい。
また、追加のStickerの生産はございません。
各直営店にて、ご用意している枚数は異なります。
また、上記に記しました様に、かなり数に限りがございます。
何卒、ご用意がある内に、各直営店店頭までご来店をお願い致しますっ!!!
はい、おはこんばんちわでございます。
本日も平日恒例で私の登場と相成りますが、此度は暫しでは無いお付き合いをお願いしますです。
はい、と、云う事で(?)、何時ものご挨拶とはちょいと違う文面でしたが、
本日のBLOGは、非常に長くなります。
ご覚悟を・・・(笑)
サムネ画像通り、ORGUEILのS/S SeasonにてDebutしましたNew Item君達のご紹介なのですが、
入荷後、未だに細部のご紹介を行っていなかったItem君達なのですね。
はい、コレで「どのItemか」のご想像が付いた方もいらっしゃる事でしょう。(笑)
昨年行われた、「24S/S Season展示会」にて、「彼等」を初めて見た時に、
私は叫びましたよ・・・ええ、凡そ3年振りに・・・(爆)
と・・・
(上記を覚えていらっしゃる方が如何程いらっしゃるでしょう・・・)
然も、その凡そ3年前に叫んだ時は、「1 Item」だったのですが・・・
ですが、一度にSet Upで語ってしまうと、3~4日分の長さとなりますので、
因みに、本日が「前編」となる訳ですが、「後編」は多分、明後日になると思います。
(明日は私がお休みを頂いております故)
では、久々講義Blogの「前編」を始めさせて頂きますが、冒頭に記しました様に、
本日の「前編」だけで、有に2~3日分となる、画像も文章もたっぷりのかなり長めのBlogとなりますので、
ご興味が無い方は、商品説明の部分だけで、後はすす~っと流し読みしちゃって下さい。(笑)
ですが、ちゃんとお読み頂けた方は、
「Work Wearって面白い」「昔の洋服って凄い」
となるかもしれませんよ。
まぁ、お酒やCoffeeでもご用意して、ゆっくりとご覧下さいな。(笑)
では、「前編」のStartと参りましょう。
はい、ずぎゃどぎゃぁぁぁ~っっずぅっばばばぁぁぁぁ~~~っっっんんんっっっ!!!!!!!!!!!!

COLOR : Brown Front Side Over View

COLOR : Brown Rear Side Over View

COLOR : Navy Front Side Over View

COLOR : Brown Front Side Over View

COLOR : Brown Back Side Over View

COLOR : Navy Front Side Over View
はい、此方♪♪♪♪♪
1940年代はFranceの国鉄(SNCF)の鉄道作業員が使用していたSet Upを、Refineしお造りしたSeriesです。
Vintage界隈でも高騰の一途を辿っているItemの1 Genreである「Railroader」Itemですが、
FranceのSNCFとなると、Jacketだけが有名となっております。
ですが、Vintage界隈で良く見るSNCFのRailroad Jacketは、その殆どが40年代後半~50年代製。
40年代前半~中期を見掛ける事も少なくなっており、いわんや、Trousersは殆ど見かけません。
まぁ、その辺の年代によるDetailの違い等の詳しい内容は、また後で。(笑)
では、今回の彼等ですが、各部のDetail自体も、後ほど詳しく記します。
先ずは、スンゴイ解り易い此方の画像をば。

はい、この画像だけで、「生地」と「染色」と「縫製の細かさ」と「Button」と「Patch」が語れます。(笑)
生地はLight OunceのCanvas生地を使用。
然も、CottonとLinenの混紡です。
なので、丈夫且つ動き易いです。
Vintageでは、厚手のCanvas生地とHemp生地の両方が存在しますが、この辺はFrenchあるあるですね。(笑)
そのLight OunceのCanvas生地を用い製作後、硫化染めにて後染めしています。
更には、その後染め後、ボール洗いと云う製法にて洗い加工を施している為、各部Seamにアタリが出ています。
コレは、使用前からVintageの様な雰囲気を醸し出してくれているのに一役買ってくれています。
画像左辺りをご覧頂くと、ORGUEILらしい縫製の細かさがご確認頂けます。
最早、Canvas生地のWork Wearを縫製する糸の細さじゃありません。(笑)
まるでShirtの縫製の様です。
そして、使用しているButtonは、大き目のNut Buttonです。
過去にお造りして来たRailroad JacketやCover Allや、そのTrousersに使用して来たのは、
少し小さ目なMetal Buttonが主だったのですが、今回のButtonには訳があります。
コレは、講義内にて出てきます。
そして、今Seasonにて突如としてDebutした、Paper Patchです。
もう、Pulp 100%なので、使用して行けばボロボロになりますし、
お洗濯を繰り返すと、割れて更にボロボロになっちゃいます。(笑)
はい、それでこそPaper Patchの醍醐味ですので、ボロボロにしちゃって下さい。
大事にしたい方は、Jeansの様に、使用前に外しちゃう事をおススメしますよ。
はい、既に長くなって参りましたが、コレからが講義のお時間です。(爆笑)
と、云う事で、本日の「前編」では、先ず「Jacket」君の講義を行います。
なので、「後編」では「Trousers」君の講義を行う訳ですが、
ご興味が無い方は、内容的にココまででも大丈夫ですが、
それでも「後編」がツマラナクなっちゃうかも。(笑)
では、講義Startって事で、先ずは「彼」のご紹介。

はい、同時期に入荷しました新作の「Railroad Jacket」君です。
此方を、「本日の彼」のご説明の引き合いに出します。(笑)
「えっ?!同じ様な名称なのに違うのっ?!?!」
なんてお声が聞こえてきそうですが、
上記の「OR-4289 Railroad Jacket」君は、名称こそ「Railroad Jacket」ですが、
各部のDetailは「French StyleのCover All」です。
France式で言う処の「Chore Jacket(チョアジャケット)」です。(England式だと「Dungaree Jacket」)
そして、「本日の彼」である処の「OR-4288 French Railroad Jacket」は、
冒頭で記した様に「SNCF(France国鉄)」の「鉄道員」用のJacketです。
ココでの違いは年代もそうなんですが、「誰が使っていたか?」と云う「使用者の違い」となります。
はい、もう講義は始まっておりますよ。(笑)
当時のFranceの国営事業は色々とあったのですが(炭鉱とか工場とか農地開拓・開墾とか)、
その様な作業場で働く人々用のWork Wearの中には、
「国営事業用衣服の製作の為、国に雇われた専門DesignerがDesignした、用途が限られたItem」
が、複数存在します。
その、「専門DesignerがDesignした、用途が限られたItem」の各部Detailは、
作業員の事が非常に良く考えられた、Designと造りになっています。
私が過去に見た事がある「Pig Farmer」用のChore Jacketは面白かったですね。
「本日の彼」である「OR-4288」の元となった「Railroader Jacket」もその一つ。
はい、上記まででは簡潔に「鉄道員」と記してきましたが、
一概に「鉄道員」と言っても種々様々なお仕事に従事していた方々いらっしゃる訳で。
そんな様々な鉄道員の中に、「Fireman」と呼ばれる人達がいます。
日本語だと「機関助士」と呼び、機関車内で蒸気機関を稼働させ続ける為に「石炭をくべる方々」です。
このSeriesはその「Fireman」用にDesignされた「Railroader Jacket & Trousers」な訳ですね。
(単純に「Fireman Jacket」にしてしまうと「消防士さんのJacket」になってしまうのでややこしい)
まぁ、私の解釈なのですが、大まかには合っているハズです。
(過去に確認して来た、種々様々なWork Itemを鑑みて、です・・・笑)
変わって、「Chore Jacket」は、その名の通り「様々な仕事に対応しているJacket」になります。
(「Chore」は「雑用」とかの意味合い、また、「Chores」だと「毎日行う仕事」になります)
正に、USAで言う処の「Shirt Jacket(Cover All)」です。
各部の細かいDetailはFrance式ですが、このTypeのDetailはその後にEurope全域に普及したので、
所謂、「Euro Vintage」によくあるTypeです。
そして、以前にも記した記憶がありますが、USAの「Cover All」とFranceの「Cover All」では、
「作り方に違いがある」んですね。
まぁ、USAのブランドの中にもFrance式に近いお造りのCover Allも存在しますが・・・
(D’ARTISANのG3 Cover Allも)
と、云う訳で、「Fireman用」の「Railroader Jacket」である「OR-4288(COLOR : Brown)」と、
「Chore Jacket」(Type)の「Railroad Jacket」である「OR-4289」を比べながら、
「どこがどう違うのか???」とか、「ORGUEIL的解釈の変更点」とかのDetailのご説明と参りましょう。

先ずは、Collar廻りから。(何方が何方かはお解りですね???笑)
両者共に、スッキリとしたStandard Collarの形状です。
因みに、「OR-4288」の元となったVintageのCollarは、Long Pointでもっと長いCollarだったと記憶してます。
「それじゃあTown Useで使い難いかな」って感じで、変更したんでしょうね。(笑)
そして、「OR-4288」君には、Cover Allでは珍しくCollar Band(台襟)が付いており、
「OR-4289」君は、よくあるCover Allの様にCollar Bandがありません。
恐らくは「OR-4289」のDesign Sourceは40年代後半~50年代のEuro Work Wearが基になったのでしょう。
「OR-4288」君の職業では、「首元までキッチリと閉める」理由がありました。
そして、「OR-4289」君は、Button Holeを見て頂くとお解り頂けますが、
「Collarを開け易い形状」になっているので、「首元までキッチリと閉める事が無い」職業用です。
更にコレは、下記の画像をご覧頂くと、よりお解り頂けるのですが・・・

はい、この様に「OR-4288」君にはCover Allらしくない「Chin Strap」が付属しております。
30~40年代の「Cover Allに付いているChin Strap」とは明らかに違いますね。
そして、立てたCollarの収まり方も違います。
故に「OR-4289」君の方は「襟を立てて使用する事を想定していない形状」となります。(寒い日は別)
さて、では「何故、機関助士(Fireman)用はこうなっているのか?」です。
機関助士が働いている場所は「機関室」となり、石炭をくべる「火室」の「焚口戸」があります。
石炭をくべる際には、その「焚口戸」を開きますし、閉じている時も空気を送る為の通気口が開いています。
はい、常に火の粉が飛んでいる場所なんですね。
特にトンネル等の狭い空間に入ると、風が機関室内に入って来て、一気に火の粉が増えます。
その際に、首元を火傷から守る為に、「首元までキッチリと閉め」且つ、
トンネルが多い路線や、天候が荒れている日等は「Chin Strapまで閉める」事が出来る様に考慮されている、と。
(OriginalのCollarが長いのは、顔の下まで覆う為です)
コレだけでも、かなり考えられたDesignって事なんですよ。
続いては・・・

此方は左胸に存在するChest Pocketです。
「OR-4288」君は内側に付けられたPocketに、外からAccess出来る様にDesignされていますが、
画像を良ぉぉぉ~くご覧頂くと、閂縫いによりPocketの入り口を狭くしています。
コレは「屈んでも居れたモノが出て来ない」工夫です。
ですが、Originalはその殆どが「OR-4289」君の様な、内側に存在するInner Pocketです。
コレは、ORGUEIL的解釈のPointなんでしょうが、実際に、この手の造りのChest Pocketは存在します。
やっぱりRailroader Jacketで見た事があるんですが、機関車内の違う場所で働く人用だったのでしょう。(笑)

此方は、West部にあるMain Pocketです。
「OR-4288」君はFlap無しで、簡素に大振り。
「OR-4289」君はFlap付きで、Home Base Typeになっています。
コレも、用途の違いによるDesignの違いなんですが、
「OR-4288」君の方は、「Gloveを入れ易い様にDesignされたPocket」で、
「OR-4289」君は、様々な「入れた物を落とさない為のPocket」です。
機関助士の方々は、作業中、大型のMitten状のOver Gloveを常にしており、少ない休憩時間の際に、
このPocketにバサッと入れ、休憩時間が終わったらスルッと取り出す為、この様な形状になっています。
少ない動作で、無駄なTimelossを防ぐ為の考慮ですね。
但し、Originalには、年代の違いにより、このPocketが無いモノも多く存在しています。
さて、上記の2つの画像で、「通常のCover Allには無いおかしな箇所」があった事にお気付きでしょうか?
「OR-4288」君の方は、「Chest Pocket上に縫製部」があり、
「OR-4289」君の方は、「Main Pocket上にStitch」が走っています。

はい、その部分。
先ずは「OR-4288」君ですが、通常Cover Allを製作する際には、
「Front Sideで生地を繋ぎ合わせる」事はありません。
ですが、「この位置に繋ぎ目を作る事だけで、屈み易くしている」んですね。
スゴイ発想です。(笑)
因みに、Originalの繋ぎ目は、もう少し下、Bodyの真ん中辺りにあります。
コレも、微妙な差ですが、ORGUEIL的解釈なのかな???
そして、「OR-4289」君の方は、生地を繋ぎ合わせている訳では無く、
内側に補強用のTapeが付いている為に、この部位にStitchが表れると。
そのStitchがある事により、Flapに過度な力が掛かっても破れない様になっている訳です。

此方は、Collarと同じく、語る上で非常に重要な部位の一つ、Cuffs形状です。
もう見るからに違いますよね。(笑)
では、このCuffsを開いてみましょう。

はい、この様に、開いてみると、更に両者の違いが表れます。
「OR-4288」君の方は、上記のMain Pocketの所で触れた様に、
作業中には厚手で大型のMitten状のOver Gloveを使用する為、「Shirtの様に深めのPleatsを作る」事で、
「CuffsをGlove内に収納し易い様」に、Designされ、且つ、補強用&隙間埋め用(!)にマチが付いています。
コレだけで、「Stress無くSmoothにGloveを被せ易くなる」って、ホント、スゴイ発想です。
変わって「OR-4289」君の方は、Cover Allではよく見る形状です。
「Gloveをしていても開き易く、捲り易いDesign」とは、以前に何度もお伝えしてきましたね。

さて、ココからRear Sideです。
此方も見るからに違いますね。(笑)
「OR-4288」君は「Western Shirtか?」となりそうな、Back Yoke付きです。
ですが、コレ、通常よくある「補強用のYoke」では無いんですよ。
Front Sideの「Chest Pocket上にある繋ぎ目」と同じ、動き易くする為のYokeなのです。
機関助士の人は常にスコップで作業します。
その為、腕を伸ばしたり引いたりする動作を繰り返します。
なので、背中に1 Pointとか2 PointのYokeがあると、その動作がし易くなるんですね。
我々がWestern ShirtのYoke形状のご説明の際に良くお伝えしている事と同じなんですよ。
因みに、OriginalはYoke部の生地は二重になっておらず、縫製部だけですが、ORGUEILは二重です。(笑)
そして、「OR-4289」君はCover Allではよく見る、Centerで生地を繋ぎ合わせる構造です。
コレも「腕も前方へ持って行き易くする」為のDetailで、製作方法としては「繋がない方が造り易い」訳です。
「Centerで繋ぎ合わせる」って事は「縫製部が一か所増える」って事ですから。
「ん?じゃあOR-4288も、それで良くない?」
と気付いた方、ちょっとスゴイ。(笑)
ですが、そこに「使用者による違い」が、また、表れてくるんですよ。

はい、Rear SideのOver Viewです。
「OR-4288」君は、なんとYoke下が一枚で構成されており、もう、Cover Allの見た目ではありません。(笑)
ですが、コレ、実に大事なDetailなんですね。
上記で記した様に、機関助士さんが働く機関室では、火室の焚口戸から火の粉が飛んでおります。
そして、火室の正面(反対側)に石炭を入れている石炭庫があります。
なので、スコップで石炭を掬う際には、火室(焚口戸)に「背中を向ける」訳です。
スコップで石炭を掬ったら、火室に向き直り、焚口戸を開け、石炭を投げ入れます。
勘の良い方なら、もうお解りでしょう。(笑)
焚口戸が開けば、火の粉が増え、巻き上がります。
Rear SideのCenterに、上から下まで縫製部があったら、火の粉で縫製糸が燃えてしまう恐れがあります。
特に背中の中央からWaist部に掛けてです。(燃えた火は下から上に上がりますから)
なので、「この位置に縫製部を持って来なくとも動き易くする為のYoke」であり、
「その為、一枚で構成された背中」となる訳ですね。
いやぁ、スゴイ。

さてさて、この画像も、語る上で非常に重要な部位の一つであるんですが、お解りでしょうか???
この違いに気付いた方は、「American Cover AllとFrench Cover Allの違い」について、
以前に記した講義Blogをお読みになられた方くらいでしょう。(笑)
本日の講義にあっても、非常に重要なPointであり、
「後編(Trousers君の回)にも繋がるPoint」でもありますので、改めて記します。

此方の方が解り易いのですが、「FrontとRearを繋げる縫製部の箇所の違い」な訳です。
上記画像の2つをご覧頂くと、「OR-4288」君は、良く見る「脇下から伸びる縫製部」なのに対し、
「OR-4289」君の方は、「脇下よりも後方上部から伸びる縫製部」になっています。
コレにより、上の画像をご覧頂くと、「OR-4288」君の方は縫製部が見えておらず、
「OR-4289」君の方は裾まで、背面側に伸びています。
American Cover Allは、脇下から裾まで伸びる為、「OR-4288」君はAmerican Typeであり、
French Cover Allは、Rear Side側に縫製部がある為、「OR-4289」君はFrench Typeとなりそうです。
ええ、「ん?」となりますよね。(笑)
はい、コレもまた「使用者による違い」の為な訳であり、
決して、「OR-4288」君が「American Typeである」訳ではありません。
先ず、通常よくあるAmerican Typeは、縫製部が脇下から伸びる為、Body自体はBox形状に近くなり、
裾に行くにしたがって広くなる「A Line」とするには、Front & Rear Sideの生地の取り方を、
台形に採る事で「A Line」を構成します。
そして、French Typeは、縫製部が脇下よりも後ろにあり、Front Sideの生地を多めに取る事でRear Sideに廻し、
その分、そのまま斜めに縫製部がCenter付近に寄って行く為、自然と「A Line」が構成されます。
するとどうなるか?
決して、「American Typeだと生地が勿体ない」と云う訳では無いんですよ。(笑)
「French Typeだと、Rear Sideが短くなり、着用時に、自然と後ろに広がる」んですね。
すると、「Waist部がTrousersに干渉しなくなる」だけでなく、
「Waist部が後ろに広がり、生地が浮く」為、このDetailだけで屈み易くなるんです。
コレが、「French Cover All」の「最大の特徴」であると、私は思っています。
French Typeの縫製による発想は、ホントにスゴく面白い。
そこで、今一度、上記の裾部のUp画像をご覧下さい。
「OR-4288」君の方が、「OR-4289」君よりも裾幅が狭くなっている事にお気付きになると思います。
「機関助士さんがスコップで石炭を火室(焚口戸)にくべる」ならば、「腰は屈む」ハズです。
そうなると、構造的には「French Typeの方が屈み易く、動き易い」となります。
でも、「OR-4288」君はAmerican Typeの様に、脇下から縫製されている為、「A Line」とはなり難い。
言ってしまえば、「French Typeよりも屈み難い」訳です。
上記にも記した様に、石炭庫から石炭をスコップで掬う時は、火室(焚口戸)に背中を向けています。
そして、焚口戸からは、火の粉が舞っている訳です。
この様な環境下で、「A Line」であるとどうなるか?
「広がった裾から、Cover All内に火の粉が入る」訳です。
大変です。
動き易さ云々よりも、火の粉が入ってくる方が問題です。
なので、「A Line」に「なり過ぎない様に、French Typeの縫製では無い」んですね。
じゃあ、動き難いままなのか?
Set Upで、その問題を解消したんですね。
ホントスゴイ。
はい、お話しをJacket君達に戻しましょう。
そろそろ、終わりが近づいていますので、もう少し頑張って下さい。(笑)

では、Front SideのOver Viewに帰って来ました。(笑)
此方の違和感にお気付きでしょうか?
はい、答え。(笑)
Buttonの数が違いますね。
「OR-4288」君は5ッなのに対し、「OR-4289」君は4ッです。
French Typeは4ッButtonが多いのですが、「Railroader Jacket」は5ッButtonで構成されます。
コレも、Front Sideをしっかりと閉じる為の仕様です。
そして、Originalで良く見るTypeは、Buttonが隠れる「比翼仕立て」が多いですが、コレは、年代の違い。
Originalにも「OR-4288」君の様に、「比翼仕立てでは無いModel」が、より古い年代で存在します。
恐らく、火の粉でButtonを留めている糸が燃えて切れてしまう事案が発生したのでしょう。
また、Originalの5th Button(一番下のButton)は、もっと上部に付けられています。
コレは、やっぱり屈み易くする為のDetailな訳ですが、それだとCoatの様になってしまうので、
ORGUEIL的解釈で、通常の位置に配置したのでしょうね?(笑)

さて、最後にそのButtonですが、上記の方でちょっと触れましたね。(笑)
「OR-4288」君は記した様に、大き目のNut Buttonで、
「OR-4289」君は、通常通り、小さ目のMetal Buttonです。
はい、火の粉が飛ぶ場所でMetal Buttonだと、熱を持ってしまいますね。
ましてや、機関室内は只でさえ高温になりますから。
そして、小さ目のButtonだと、Nut Buttonは植物由来ですから、
火の粉が当たると、燃えて焦げて壊れ易くなります。
なので、多少焦げても問題無い様に、大き目のNut Buttonとなる訳です。
最悪、取れちゃっても、付け直すのは容易ですしね。(笑)
はい、ココまで。
ココまでお読み頂いた、奇特な方々、お疲れ様でした。(笑)
後編は恐らくココまでは長くなりません。
そうそう。
店頭で良く「Sack Jacket(Coat)とCover Allの違い」についてご質問を頂きますので、
下記に、過去に記しました「Work Jacketの変容」の講義Blogを置いておきます。
はい、凡そ3年前に叫んだ時のヤツです。(爆)
お暇な時にでもどうぞ。
☞☞☞「Work Jacketの変容」についての講義Blog
さてさて、最後になりますが、
本日ご紹介しました「OR-4288 French Railroad Jacket」君も、
引き合いに出されました「OR-4289 Railroad Jacket」君も、既に入荷済みとなりましたので、
お電話やMail・各種SNSでのお取り置きのご依頼、ご要望はお断りさせて頂きます。
何卒ご理解ご容赦の程、宜しくお願い致します。
結構な数を用意しましたが、既に旅立っております。
ですので、何卒、店頭にある内にお願い致しますね・・・
如何でしたでしょうかね???
いや、お疲れでしょう。
私も疲れました・・・現在時刻PM23:15分です・・・
もう帰りますよ・・・
本日の内容内で解り難い箇所がありましたら、お気軽に店頭にて。
ココまでお読み頂きましてありがとうございました。
そんな人いるのかな・・・(笑)
ではでは、本日はコレにて。
有賀でした~。
まだまだ、ご来店の際は、自己判断でマスクの着用、入店時の手指の消毒にご協力頂き、
体調にご無理のない様、お気をつけてお越しくださいm(__)m
当店に来たら罹っちゃったなんてイヤですからね。
それでは明日も、M’ARIJUAN 表参道店にてお待ち致しておりますよ~。
スマートフォン向けネットショッピングアプリ、「BASE」にて、
M’ARIJUAN ONLINE SHOP開設致しましたっ!!
昨今のコロナ禍により、
M’ARIJUANに来店出来ないお客様方の為に開設した、当ONLINE SHOP。
お手持ちのスマートフォンから、ネットショッピングアプリ「BASE」をダウンロードして頂き、
アプリ内で上記のショップ名を検索して頂くと、
上記ロゴがトレードマークのショップページにアクセス出来ます。
(上記ロゴからも簡単アクセスができますよ)
↓↓↓↓下記からもアクセスできますっ!!↓↓↓↓
一人でも多くのM’ARIJUAN FANの方々に、
お買い物を楽しんで頂ければと思いますっ!!
ご不明点等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませwww
大阪・表参道・横浜元町・倉敷、直営店は海外からのお客様向けに免税対応致します。
手続き等で少しお時間のかかる場合もございますので
ご理解・ご了承頂きますよう、宜しくお願い致します。
STUDIO D’ARTISAN
is Tax free shop for travelers.
You can enjoy shopping by Tax free
in Osaka , Tokyo , yokohama-motomati , ebisu and Kurashiki

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