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06/21 2018

吊り編み生地が作られるまで

吊編み機は今から約110年前、日本で初めてヨーロッパから

和歌山へスイス製の編み機を導入された、丸編み機の原点の機械です。
以来、機械に改良を加えて独自に発達し、和歌山で最盛期には数千台が稼働する日本一の産地になりました。

しかし1970年代に入ると採算性の高い高速機が登場し、瞬く間に消えていったそうです。
現在では和歌山の3社での工場でしか稼動していません。

また当時は別名「スイスツール」と呼ばれ、アメリカ、中国に現在数台あるトンプキン編み機とは構造は異なります。

元来、天竺組織のみしか編めず、戦後に高級肌着を編む為に使用され、
和歌山の職人が天竺以外の組織も編めるように改良をして裏毛などのスウェット生地が生産出来るようになりました。

 

 

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吊り編みは文字通り、吊るしたままゆっくりと、空気を含ませるように編み立てます。
編み目にゆとりがあるため着る人の体型になじみやすく、
洗濯を繰り返しても硬くなりにくいという特性も発揮します。

つまり着るほどに、その人らしい服に育っていくのが最大の特徴になり、吊り編みの職人はよく〝生地が生きている〟と話します。

 

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ただ現在では実際に操作出来る職人は5人しかいません。

現存する編み機は、現代では製造するメーカーもない大変貴重なものになり、
編み針以外の部品は、修理も新調も不可能な部分になります。
だからトラブルを起こさないよう、調整するのも技術者の技になります。

最も気を遣うのは機械の「遊び」だそうで、約200個の部品と千数百本の針がバランスよくかみ合うために必要な、わずかな隙間の調整だといいます。
それは個性のように機械一台ずつで異なるため、時間も手間も掛かりますが、同時に吊り編みならではの風合いを生み出す源でもあるのです。
技術者が一台ずつ、まるで機械を励ますかのように見回り、手を掛ける様子は、動力こそ電気ですがまさに手仕事に近いように感じます。

 

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和歌山の中でも、吊り編み機を稼働しているのは、
全ての編み機を合わせても、300台くらい
です。
ヴィンテージのスウェットでよく吊編み機で作られたと思われがちですが、ヴィンテージのスウェットはトンプキン編み機で編まれたもので、
吊編み機自体はもっと古く、そして現在、和歌山の職人が大切に育ててきた機械、技術になります。

 

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